時間の融通が利くかどうかが看護師の正社員とパートの差

正社員からパート(非常勤)に働き方を変えた看護師のリアルをお届けします。

今回は、国際結婚を機にパート職に働き方を変えた看護師(鎌田さん、32歳、子供なし)にお話を伺いました。

看護師のパートとして働くメリットは「自分の時間を有効に使える」点にあると豪語する鎌田さん。

正社員からパート職に働き方を変えるかどうか悩んでいる看護師さんには、是非読んで頂きたい内容となっています。

看護師の仕事は大変ながらも看護師として働き続ける理由もすごく印象的でした。
 

結婚を機に不定期でも稼げて時間に融通が利くパート勤務に変更

(正社員からパートに働き方を変えた理由・背景)
短大卒後、看護師としのキャリアをスタートし、これまで自己都合による転職が2回、法人都合による転職が1回あり、家族の入院の世話のため、退職していた期間がそのうち2ヶ月ほどありますが、正社員としてトータル8年間働いていました。

私は海外の男性と国際結婚をし海外へ転居することが決まったのですが、入籍やビザ申請の手続をする期間、海外と日本を行き来する期間が1〜2ヶ月程ありました。

その間、離職することも考えましたが、飛行機代の費用などもかかること、また貯金を少しでも多く残しておきたかったので、不定期でも働いてお金を稼ぎたく、時間や勤務日の融通が利く、時間給のパート勤務を始めました。

このことが、正社員からパートに働き方を変えた背景です。

派遣で単発の仕事をしたこともありましたが、その間もパート勤務は続けていました。
 

月収は大幅に減るけど、パートの方が「時間」の融通が利く

(正社員とパートのギャップ)
正社員(常勤)とパート(非常勤)の一番大きな違いは、パートの方が「時間」の融通が利くことです。

正社員だと、どうしても決められた勤務時間かそれ以上に働かねばならず、突発の残業も多かったため、基本的に勤務日は仕事以外の予定を立てられませんでした。

また、正社員の場合、勤務日以外の日でも、職場の同僚や上司との付き合いや勉強会など、強制ではなくとも、参加するべき行事が多く、生活はどうしても仕事中心になってしまいます。(行事の参加は強制ではないとなっていますが、参加しないと先輩から色々と言われるのでほぼ毎回参加していました。)

ですので、パート勤務になってからは、自分の生活で重視したいことを中心に仕事をできるようになったことが一番大きかったです。

もちろん、月収や年収は、正社員に比べ大幅に減りますが、勤務時間に対しては納得ができる結果です。

看護師が特別なのかもしれませんが、パートになると予め勤務する時間、日付を申告しておけば、勤務は予定通りの時間に終えることができるので、仕事のある日でも勤務後の予定を立てられることは大きな魅力だと思います。

仕事内容は変わることもなく、パートという雇用形態で勤務していることを職場の者も把握しているので、他の勤務者から負い目を感じることなどは全くありませんでした。
 

パート職になってからは自分のプライベートの計画が立て易くなった

(看護師としてパート職を選択して良かったと思うこと)
パート職になることで得られた、勤務前後の時間や勤務スケジュールを元に、自分のプライベートの計画が立てやすくなったことです。

勤務中に今日は残業なのか?とか、残業中に何時まで残業なのか?と不安に思うことがなく、何時から何をしよう、勤務日でない休日はこれを済まそうと、計画的に生活できます。

また、単発勤務の派遣雇用とは違い、職場・業務内容は同じなので、仕事の要領をあらためてつかまなくてはならないということもなく、効率的に仕事を進めることができるのも、パート勤務の魅力だと思います。

また、これは個人的で特別な例かもしれませんが、職場との人間関係・信頼関係ができあがっているので、海外在住になった今でも、帰国した時に、1日でも働きたいと申し出ると働くことができ、専門職の技術と勘を少しでも取り戻すことができることはとても有難く、良かったと思う点です。
 

仕事は辛いけど、看護師は人から感謝される素敵な仕事

(看護師を辞めるひとが多い中、あなたが看護師として働き続けている理由)
看護師として働くことは辛いことが多いですが、それと同じくらい、やりがいもあり、人から感謝される素敵な仕事だと感じるからです。

同じ看護師として働く多くの人が、全員同じ性質・性格ではないのは当然で、個々に合った職場・同僚・雇用形態があって、それが本人に合致しているほど、生活は充実すると思います。

もちろん、パーフェクトな職場を探すことは大変で、どこか条件を妥協しなくてはならないし、入職後も多少のギャップは我慢も必要です。
(これは看護師に限らずだと思いますが、)

幸い、看護師を求めている雇用者は沢山あり、転職は難しいものではありません。

雇用形態も豊富です。

転職してばかりで、職場がいつまでも定まらないとなると問題ですが、時には転職をしたり、部署異動を申し出て環境を変える、休職して自分を見つめなおす、自分に合った働き方はどういうものなのかを考え行動に起こすことは必要で、そうすることで、看護師として仕事を続けていくことは、可能だと思っています。

仕事上関わる、患者さんやその家族から感謝された時はもちろん、まったく関わったことのない方からも、看護師というだけで、尊敬されたり、感謝されることもあります。

もちろん、マイナスのイメージを持たれたり、言われたりすることもありますが、ポジティブな意見をいただいた時、本当に看護師をやっていてよかった、看護師って思っていた以上に素敵な仕事なんだなと、我ながら思ってしまうこともあります。

以上が私が看護師を続けている理由です。
 

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