看護師のパートで働く5つのメリット・5つのデメリット

出産・育児や介護を理由に正社員から時短勤務・派遣・パートへと働き方を変える看護師はたくさんいます。

それだけ、常勤として日勤と夜勤をこなしながら育児や家事をするのはかなり難しいからです。

さらに最近では、育児や介護という理由だけではなく、「夢や趣味など仕事以外にもやりたいことがある」とか、「最低限のお給料さえもらえればいい」といった理由で、パートで働く若い看護師も増えているようです。

看護師としての仕事は続けたいけれど、、、

「バリバリ働くことはできないけど、仕事は続けたい。」
「“収入”より“働きやすさ”を重視したい」

という考えをお持ちの看護師のために、看護師のパートで働くメリットとデメリットをそれぞれ5つずつご紹介します。

看護師のパートで働く5つのメリット

1. お休みをとりやすい(希望のシフトで働ける)

看護師のパートで働くことの最大のメリットは何と言っても自分の希望に合わせたシフトで働くことができるため、気軽にお休みをとれることです。

計画的なお休みもそうですが、子供の発熱などで当日突然休むことがあっても、迷惑は掛けてしまうものの大目に見てもらえます。

常勤の場合は、自分の希望した日にお休みを取れるのは月に数回程度ですし、有給休暇を使う場合でも、他のスタッフのシフトを確認するなど、気を使う必要があり何かと不便でした。

さらに、出勤人数が少ない日には強制的に出勤しなければならないなど、なかなか思うように休日の希望が出せなかったりしていたことを考えると、ほぼ希望通りのシフトで働けることはパートのメリットだと思います。

2. 早出・残業が少ない

早出や残業が少ないというのも看護師のパートのメリットです。

そのおかげで、朝の時間帯や夕方以降の時間帯にだいぶ余裕ができるようになりましたし、何よりもサービス残業がなくなったことで精神的に楽になりました。

常勤のときはどうしても残業が多く帰宅時間も遅くなりがちでしたが、パートの場合は、多少残業しなければいけない日もありますが、残業したとしても僅かな時間ですし、ほとんどが定時で帰れる日ばかりです。

勉強会や委員会活動も常勤の際は半強制的に参加していましたが、パートになるとそんなこともなくなるため、早く帰れている日が余計に多く感じます。

早出も常勤のときは当たり前のようにしていましたが、パートになってからは、出勤時間の少し前に行く程度になりました。

3. 時給は意外と高い

看護師のパートは、キャリアにもよりますが時給の相場は、1,000円~1,800円程度です。
※もちろん、地域・仕事内容によっても相場は異なります。

一般事務で働くワーママの時給が1,000円を切ることもありますので、全国平均1,500円程度のパート看護師の時給は、他のパートに比べるとかなり高時給です。

もちろん常勤のときに比べると給料は低く設定されているのですが、それでも高時給には変わりはありません。

パートの場合はたいてい時給や日給制ですが、この時給相場は都市部にいくほど高くなる傾向があり、東京23区では1,700円~2,000円ほどの求人が少なくありません。

国家資格が必要な仕事だけあって、年齢が高くなっても採用されるケースが多く、いつまでも高い時給で働き続けられるのもメリットだと思います。

4. 人間関係を気にしなくても良い

パートの場合は勤務時間の関係もあって、病院などにありがちな人間関係の面倒な点が少ないのも魅力です。

なぜだか不思議なことに、雇用形態が違うだけで、常勤だったら受け入れてくれなかったこともパートだと受け入れてくれることがいくつもあるのです。

実際に看護師の転職理由一番は人間関係なので、そこを割り切って働くことができるのが気分的に楽だという人は少なくありません。

5. 社会とつながり続けられる

仕事と育児の両立が大変だからとはいえ、仕事を辞めて専業主婦になるとはじめこそは充実するようですが、時間の経過と共に社会とつながっていないことに不安を持ち始める方が多くいます。

会話の相手はいつのまにか家族だけになってしまったと。

パートとして働くペースを落としながらも社会とつながっていることは重要なのかもしれません。

また、ブランクがある場合でも、パートで働くことで社会復帰の練習にもなります。

ブランク明けから正社員で働きたいとしても、ブランクが長ければ長くなるほど不安が大きいので、パートでまずは職場復帰して、慣れた段階で正社員として働くのでも遅くはありません。

看護師のパートで働く5つのデメリット

1. 給与(月収・年収)が下がる

パートになると月収や年収は常勤に比べ大幅に下がります

残業代が無くなることと、賞与が基本的には無くなるためです。

待遇が良いところはパートでも賞与が支給されますが、その額は常勤とは比べ物にはならないくらい下がってしまいます。

さらに、パートの場合は「時給制」になるので、勤務日数が少なかった月はお給料が大きく下がるなど、毎月固定では無くなることにもご注意ください。

時給がたまに上がることはありますが、役職についたり昇格なども基本的にはなくなります。

2. 福利厚生を受けることができなくなる

パートになると正社員ではなくなるため、基本的には福利厚生を受けることができなくなります
※時短勤務の場合は、正社員のままのため福利厚生を受けることはできます。

各病院や施設によって福利厚生の内容は異なりますが、例えば、退職金などです。

パートになる際は、どんな福利厚生があって、それを利用できなくなった場合のデメリットを把握しておく必要があります。

※産休や育休、有給休暇などは、法で定められたものは常勤・パート関係なく利用できますので、ご安心ください。

3. 肩身が狭くなる

パートの場合、お休みや勤務時間の融通が利いたり、残業や夜勤をやならくていいなど、常勤の看護師に比べるとだいぶ働き方に差があるので、少なからず常勤の看護師からは羨ましがられます。

周りはそうは思っていないのに、勝手に自身で意識し過ぎることで、肩身が狭くなるなど、居心地が悪くなる可能性があります。

4. 仕事熱心な人には物足りない

パートになると責務ある仕事はなかなか任せられなくなります。

重要なお仕事は、常勤の看護師に偏りがちで、パートになったからといって、スキルが急に落ちるわけではないのにも関わらず、パートは細かな雑務が多くなります。

仕事を一生懸命やってきたひとほど、仕事に熱心なひとほど、そのことに物足りなさを感じることでしょう。

5. 職歴として軽視される可能性がある

パートで働いた期間は職歴として積み重ならない・軽視される可能性があります。

外部から見るとパートという雇用形態では軽く見られてしまうことも多く、どれほど頑張って働いてもそれを証明することが難しかったりもします。

転職する際にその職務経歴書に書くこと自体は自由ですが、正式な職歴として見なされるかどうかは、面接官の捉え方にもよってしまいます。

まとめ

改めて、看護師のパートで働くメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット
  1. お休みをとりやすい(希望のシフトで働ける)
  2. 早出・残業が少ない
  3. 時給は意外と高い
  4. 人間関係を気にしなくても良い
  5. 社会とつながり続けられる
デメリット
  1. 給与(月収・年収)が下がる
  2. 福利厚生を受けることができなくなる
  3. 肩身が狭くなる
  4. 仕事熱心な人には物足りない
  5. 職歴として軽視される可能性がある

上記を参考に、自分のライフスタイルや希望に合わせた働き方を選択していきましょう。

一度パートに働き方を変えたからといって、正社員(常勤)に戻れないわけではありませんので、プライベートを重視したいという場合は、パートという働き方を一度経験してみるのもよいかもしれません。

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